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鉄骨造で雨漏りが発生する原因

北九州市にお住まいの皆さまこんにちは。
雨漏りSTOP専門店㈱トラストホームです。
今回は、鉄骨造での雨漏りが発生する原因についてご紹介します。

鉄骨造とは

鉄骨造(S造)とは、梁(はり)や柱など、建物の主要な骨組みに鉄骨を使用した構造のことを指します。
鉄の特性を活かし、耐震性・耐久性・強度に優れた構造であることが特徴です。

鉄骨造には、使用する鋼材の厚みによって次の2種類があります。

鉄骨造

軽量鉄骨造(厚み6mm未満)

 

  • ・鋼材の厚みが6mm未満の鉄骨を使用した構造。

  • ・一般住宅・アパート・小規模店舗などに多く採用されています。

  • ・木造よりも強度が高く、間取りの自由度も確保しやすい点がメリットです。

重量鉄骨造(厚み6mm以上)

 

  • ・鋼材の厚みが6mm以上の鉄骨を使用した構造。

  • ・主に高層マンション・オフィスビル・商業施設などの大型建築物に採用されます。

  • ・高い耐荷重性と耐震性を持ち、広い空間設計が可能です。

  • ※鉄骨造でも注意したい「経年劣化と雨漏り」

    鉄骨造は強度・耐震性に優れた構造ですが、経年劣化によって鉄骨が腐食したり、接合部(ボルト・溶接部)の不具合が起こると、そこから漏水や雨漏りが発生するリスクがあります。

    特に外壁や屋上、ベランダなどの防水層が劣化すると、内部の鉄骨部分に雨水が浸入し、錆びや構造劣化を引き起こす原因になります。

    鉄骨造の建物では、定期的な防水点検と塗装メンテナンスを行うことが非常に重要です。

 

 

鉄骨造で雨漏りが発生する原因

鉄骨造

鉄骨造では、どんなことが原因で雨漏りが発生するのでしょうか?

鉄骨の錆び・腐食が引き起こす危険なトラブル

鉄骨造 錆び

鉄骨が錆びて腐食すると、柱や梁などの取り合い部分に隙間が発生し、やがて鉄骨に穴が開いてしまうことがあります。

そのわずかな穴から雨水が侵入すると、鉄骨内部で錆びが広がり、腐食がどんどん進行して建物全体の耐久性を低下させてしまいます。腐食が進んだ鉄骨は、強度が著しく低下するため、最悪の場合は床や天井の抜け落ち・鉄骨の折損や落下事故といった、非常に危険なトラブルを引き起こす可能性もあります。

鉄骨造の建物では、錆の進行を防ぐために、定期的な防水工事・防錆塗装・点検が欠かせません。
早めのメンテナンスが、建物全体を長く安全に守るポイントです。

外壁材の目地部からの雨漏り

ALCパネル

鉄骨造(S造)の建物では、外壁材としてALCパネル(軽量気泡コンクリートパネル)が使用されることが多くあります。
ALCパネルは軽量で断熱性・耐火性に優れた素材ですが、「水を吸いやすい」という弱点を持っています。

そのため、ALCパネルを採用している建物では、雨漏りの原因が外壁部分に集中するケースが多いのです。

ALCパネル同士の継ぎ目(目地)にはコーキング材(シーリング材)が充填されています。
このコーキングが経年劣化でひび割れたり、肉痩せしたりすると隙間が生じ、雨水が侵入します。

また、外壁表面を保護する塗膜(塗装)も、紫外線や風雨の影響で次第に劣化していきます。
塗膜が剥がれたり、防水性能が低下すると、ALCパネル内部に雨水が染み込み、結果として外壁からの雨漏りや鉄骨の腐食を引き起こす原因となります。

ALCパネルを使用した建物では、コーキングと外壁塗装の定期的なメンテナンスを行うことが、雨漏りを防ぐ最も効果的な対策です。

建材と鉄骨の取り合い部

建材と鉄骨との取り合い部は隙間が生じやすいため、錆びや腐食が発生していなくてもその隙間から雨漏りが侵入し、雨漏りの原因となる場合があります。鉄骨造で雨漏りが発生した場合は建材と鉄骨のつなぎ目や取り合いをよく確認しましょう。

 

屋上からの雨漏り

屋上

写真のような陸屋根の場合、ドレン(排水口)がゴミや落ち葉などで塞がっていたり、破損していると、屋上に降り注いだ雨水がうまく排出されず雨漏りの原因となります。また屋上の防水層が劣化すると、防水機能が低下し雨水が侵入します。

鉄骨造の雨漏りは「定期的なメンテナンス」で防ごう!

メンテナンス

これまでご紹介した通り、鉄骨造の雨漏りは一度発生すると進行が非常に早く、建物全体に被害が広がる恐れがあります。鉄骨が錆びて腐食してしまうと補修費用も大きくなるため、早めの点検・予防メンテナンスが何より大切です。

鉄骨造の建物では、次のような項目を定期的にチェックしておきましょう。

  • ・鉄骨部分の錆び・腐食の有無

  • ・外壁目地のコーキング(シーリング)劣化

  • ・屋上やベランダの防水層の剥がれ・ひび割れ

  • ・雨樋・排水口の詰まりや破損

これらをこまめに点検・メンテナンスすることで、雨漏りを未然に防ぎ、
鉄骨造建物の耐久性を長く維持することができます。

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